12月13日(金)の「情報リテラシーⅡ」(担当:情報コミュニケーション学科・野田准教授)において、合同会社ユー・エス・ジェイ法務部の福井秀明 氏に「Entertainment
Business」についてご講演いただきました。授業で学んできた著作権がエンタメビジネスにどのように関わっているのかについて、テーマパークの事例に留まらず、ゲーム・漫画・アニメ・映画・VTuberに至るまで幅広い分野について解説していただきました。各分野における市場動向やマネタイズ、著作権との関係などを海外と比較しながら分かりやすくお話しいただくことで、学生たちは著作権などの知的財産権が身近なビジネスの中で活かされていることを実感でき、コンテンツ産業や権利に対する理解が深まりました。参加した学生からは、次のような感想が寄せられました。
「実際にコンテンツを取り扱っている方に、普段聞けないことが聞けた貴重な体験でした。将来コンテンツを扱う上で知っておくべきことが多く、まだまだ学ばねばならないことがたくさんあり、今後も変わっていく世の中に対応していきたいです」
「すごくためになりました。外部講師の方ならではの視点が新鮮で、世界的な視野で学ぶことができました」
「街中で食べ物やブランドなどとのコラボをよく見かけるが実際にキャラクターとのコラボで仕事をしているUSJの方に話を聞けて良い機会だったと思う」
「ライセンスに関して、アニメや原作それぞれに合ったものを契約し著作物の世界観を崩さずに守りながら利益を得ていて、実際に人気のコンテンツを取り入れビジネスにしているのはとても確実性がありすごいなと感じた」
「色々なエンターテイメントの分野の話を聞けてとても面白かったです。海外と日本の考え方の違いであったり、最近の事例を取り上げていたことで、言葉は難しいところが少しありましたが、最後まで楽しんで話を聞くことができました」
「エンターテインメントは、著作権が絡むために、権利が複雑でコンテンツの展開が難しいと考えていたが、そうではなく、著作権を活用できるからこそ、ブランディングをすることができ、著作権をもつライセンサーとして、コンテンツを守ることができるとのことである」
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