Oita Prefectural College of Arts and Culture. Communication and Information Studies.
充実の教育体制
【少人数で充実した教育】
情報コミュニケーション学科は、ゼミナールを開講しています。一般の講義は、場合によっては50~300人規模になり、教員からの一方通行になってしまうことがあります。これに対し、できるだけ少人数で、先生と向かい合い、話し合いながらひとつのテーマを追求していくのがゼミナールです。本学科の場合、1年生の『基礎演習』『発展演習』では、大学での学習の仕方(レポートの書き方、文献の探し方など)に重点を置きながら、各領域の文献を読み込み専門性を高めていきます。2年生の卒業研究では、各人が問題意識に応じた研究テーマを設定し探求を行います。一人ひとりの学生の問題意識に応じて、2年間を通してきめ細かい指導が行われます。
【情報技術の取得】
情報系の演習では、
(1)情報を処理するためのコンピュータを自在に扱う技術力と知識
(2)情報を正しく理解し活用するための技術力と知識
(3)自己が持つ考えや情報を効果的に表現するための技術力と知識
を修得するために、それらを生活の中の事例として具体的に取り扱っていきます。演習を通じて情報力を身に付け、社会で活躍できる人材へと養成していきます。
情報技術系の演習では、最初に先生たちと授業で学び、自分のペースで復習していきます。復習時には学科の助手もサポートを行います。まったくパソコンを触ったことのない新入生も、半年後の前期レポートをパソコンで制作して提出したり、プレゼンテーションソフトを使って、発表できるようになります。もっと勉強したい人は、自分でさらに応用科目を履修したり、専門のゼミに配属されることで理解と技術を深めることもできます。
【参加型授業】
情報コミュニケーション学科には、実習や演習による “参加型” の授業がたくさんあります。大学の授業は “講義” が多く、学生は先生の話を受け身の態度で聞くだけ…、という形になりがちです。本学科では学生が主体的に学ぶ態度を育てることを大切にしています。そして、知識や技術を確実にマスターし、実際に使える力を養うために実習や演習を重視しています。
・心理スポーツコースでは、高崎山でのサルの行動観察やグループワーク論での演習を行います。
・地域ビジネスコースでは、地域づくりに取り組む方たちにインタビューしたり、地域活動に参加します。
・情報メディアコースでは、各種ソフトウェアを用いたパソコン演習やメディアの番組制作を行います。
このようにして学生たちは、主体的に学ぶ態度と学ぶ力を高めていきます。
【スタッフ】
学科には実習の手伝いや指導を担当する助手(4名)や、事務や学生をサポートする副手(1名)が配置されています。
情報処理演習室やメディア演習室の助手は、学校全体の情報処理や映像機器などの運用や管理を担当する一方で、情報処理やメディア演習などの指導も行います。パソコンやビデオ・デジカメなどの使い方も丁寧に教えます。地域活動室の助手は、サービスラーニング、社会調査法、心理研究法の講義をサポートし、各科目のなかで丁寧に学生を指導したり相談に応じています。学科の副手は、学生の事務手続きなどの業務に加えて、学生相談にも応じています。
参加型・実習型の科目でもこれらのスタッフが配置されており、研究の仕方や手続きの仕方などをきめ細かくサポートしています。